子供が手習い・そろばんなどを学んだほか、遊び場として利用したり、また大人にとっても
話を聞いてもらったり、修行をしたり、いつでも誰にでも開かれた場所でありました。
行事を通して、お寺をもっと身近に感じてみて下さい。
決して特別なものばかりではありません。古くからの習わしとして親しまれ、
私たちの普段の生活の中に溶け込んでいるものも多くあります。
仏様の霊を慰め、供養するときには同時に、いまの自分があることを感謝する気持ちも大事にしたい
ものです。
お寺様とのおつきあいとは、すなわち先祖や故人とのつながりを大切に保つこと、そして自分自身と
向き合い、つきあっていくこととも言えましょう。
行事に参加する時には、お寺様にお布施を包みます。
各寺院や地域、ご戒名・ご法名の位によっても異なりますので、必ず事前にお寺様までご確認下さい。
おおよその目安としては、行事への参加は年に最低2回から4回程度、1回につき3,000円から5,000円
以上をお包みするのが一般的です。